Francois D’Allaines/フランソワ・ダレン
ワインを造り始めて瞬く間にフランス有名レストランにオンリスト。フランス国内の数々の星付きレストランにとって欠かせない存在。
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フランソワ・ダレンは、ムルソーやピュリニーモンラッシェの丘を降りて、東に数キロ行ったドゥミニーに1996年にワイナリーを設立しました。ワインを造り始めて僅か2年でジョルジュ・ブラン、ラ・フェルム・ドゥ・モン・ペール、ランブロワジー、ル・グラン・ヴェフール等の有名三ツ星レストランでオンリストされ、ブルゴーニュの造り手の間で、話題となった生産者です。白ワインの醸造に関して、マストと呼ばれるブドウ果汁だけを用いります。プレス後の数時間の間に樽に入れ、アルコール発酵させます。マロラクティック発酵では最低でも2～4週間、それ以上続け、酸が穏やかで口当たりがまろやかなワインにしていきます。10～18ヶ月間とワインによって異なる樽での熟成期間の開始時に、樽底の澱をワインに再攪拌させるバトナージュをします。これにより、旨みをワインに移行させるとともに、ゆるやかな熟成を促進させます。一部のヴィンテージでは、週に1回やることもありますが、全くしない場合もあります。ダレンは、それを決めるのはワインの状態であり、ワインの旨みを保つために必要最低限のことしかしないといっています。彼は、赤ワインは短期集中型でいかに手間をかけるかを大事にしていますが、一方、白ワインの醸造については、辛抱強く待つことが、結果としてワインを最高のものにすると考えています。ワイン造りの様々な工程の一つ一つに独自の価値観と考え方を持ち、それを忠実に行うことで地域、畑、ブドウが持つポテンシャルが最大限に表現されたワインを造り出しています。

このアぺラシオンとしては秀逸なワイン。鴨や赤身の肉、ジビエに。
特徴：Le Clos Bortierサントーバンに接する畑。完全な南向きの斜面から健全に熟したブドウを得られる。
味わい：良く熟したフルーツやスパイスの香りが広がり、口当たりは繊細で美しく丸く、熟成の可能性を秘めている。
Bio認証等：
方角＆標高 ：南向き　30～40hl/ha
土壌：粘土石灰質
発酵：4日間マセラシオンアフォア　
樹齢＆仕立て：平均樹齢50年
熟成：18％新樽他1年～7年樽で18ヶ月熟成